油性マジックで染めのモノづくり
生産活動品としては物足りないけど個別課題でモノづくりを利用者さんに体験してもらいませんか?せっかくならご両親などにプレゼントできるような課題を考えています。
個別課題で作っていくモノは油性マジックを使った染め物です。作り方はいたってシンプルですが消毒液を使うため個別での対応をおすすめしています。
準備するモノ
油性マジック
今回の染め物の主役ツール油性のマジック。100円ショップでも購入することができます。
消毒用エタノール
薬局で購入することができます。価格もそこまで高くないです。
ビニール手袋
油性ペンで包帯を塗ったりするのであると便利です。
伸縮包帯
染め物のメインアイテムです。こちらも薬局で購入することができます。Sサイズがちょうどよいかと思います。
ビニール袋
染め物をする際に袋が必要です。アイラップがおすすめかと思います。
油性マジック染めを作っていく
包帯を40cm程度にカットします。包帯には伸縮性があるので、髪を束ねたりするのにこの程度の長さがちょうどよいかと思います。
包帯のカットが終わったら包帯を巻きます。
油性マジックで包帯に押し付けるように塗ります。
包帯の両端に色違いの油性ペンを塗ります。エタノールで油性ペンが染み込むので、真ん中は油性ペンで塗らなくて良いです。
ビニール袋に包帯を入れ、消毒用エタノールのキャップ2杯を袋に入れます。じんわりと油性ペンの色が包帯に広がります。
包帯を揉み込みます。1分程度揉み込めば完成です。
袋1枚でもエタノールが漏れる心配はありませんが、漏れが心配な場合は2枚使ってもよいかと思います。
包帯を広げて乾燥させたら完成です。出来上がり時はマジックが手についてしまうのでビニール手袋があると汚れずに済ます。色のグラデーションが素敵です。
利用者さんに作ってみてもらった感想
実際に利用者さんに作ってもらった感想として、お母さんにプレゼントとして喜ばれました。
利用者さんに好きな色を2色選んでもらい、袋に入れて揉み込む作業のみなので作業としては簡単です。
支援員がサポートする点としてはエタノールを入れる、揉み込むサポート、染めたあとの干す作業が支援員のサポートポイントかと思います。
注意したいポイント
消毒用のエタノールの匂い、油性ペンの匂いなど匂いが発生するので匂いに敏感な利用者さんには不向きかもしれません。
またエタノールを利用するので薬品を使えるか確認する必要性があります。事業所ごとの考えがあるかと思いますので確認したほうが良いかと思います。