オリジナルトートバッグのモノづくり
今回は生産活動にもやり方によってはなるモノづくり。今回はオリジナルトートバッグを作っていきます。
実際はクリスマスプレゼントの企画として取り組みました。
準備するもの
用意するものはパソコン、インクジェットプリンタ、アイロンプリントシートとトートバッグです。トートバッグはネットで仕入れてきました。
ブラザー PRIVIO カラー プリンター A4インクジェット複合機 DCP-J528N (Wi-Fi/自動両面印刷/スマホ対応/20...
事業所に設置されているプリンタはレーザプリンタが多いかと思いますが、使うプリンタはインクジェットプリンタになります。
熱転写のアイロンプリントなので縫う必要がなくアイロンがあれば手軽に貼り付けられます。また最近のアイロンプリントは耐水性にも優れているので洗濯しても多少なら耐えることができます。
あとは熱転写するトートバッグが必要になります。
イラストを描いてもらう
今回作るアイロンプリントシートはA4サイズなので、通常のコピー用紙に利用者さんに好きなように描いてもらいます。
イラストが出来上がったらスキャナーでデザインをJPGやPDF形式で保存します。この作品が後々様々にも使えるので画質も上げて保存しておくとよいかと思います。
個人的に300dpi程度の解像度あれば十分な画質かと思います。当然ホームページでも使えるので使い勝手良いです。
画像の調整や補正をする
パソコンを使って画像補正をします。A4サイズのコピー用紙に絵を描いてもらいます。クーピーや色鉛筆などで描いてもらいますが、油性ペンで描いてもらうと良い配色になりやすいです。
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アイロンプリントシートに印刷する
インクジェットで描いた作品をシートに印刷します。アイロンプリントシートは各メーカーの仕様によって変わってきますので説明書は必ず読みましょう。アイロンプリントシートはドライアイロンで熱転写をします。
アイロンを使って転写する
利用者さんの作品を熱転写しました。オリジナルトートバッグ完成しました。クリスマスプレゼントとしては良いクオリティかと思います!生産活動品としてはもう少し考える必要があります。
作ってみた感想
利用者さんの作品タッチは人それぞれなので、画像補正には多少時間がかかりました。
実際作ってみて、絵が描ける利用者さんであればどなたでも作品とすることができるので比較的重度の知的障がい者でも作品にしやすいと感じました。
デザインソフトを扱える職員がいるとモノづくりの幅が広がるのでぜひデザインについて学んでいただけたらと思います。